スライドさせてみてください。
私の鮪の特徴がはっきりと出ている写真。
1枚目は競り落とした初日。
2枚目は翌日。
3枚目は翌々日。
良質の脂は浮いてきていますが、
赤身が濁り、
張りが無くなってきています。
透明度のある硬い鮪が嫌いなんです。
私が美味しいと思う鮪は、
すぐ色が濁ります。
私の鮪は、一週間色が保ちません。
旨味成分が、
変色の原因の一つだからです。
熟成ブームの中、逆行している鮪。
皆さまもご承知の通り、
全ての鮮魚には、
美味しく食べるタイミングがあります。
新し過ぎても、
イノシン酸の旨味を味わえません。
過剰に置くと、
その魚の臭みが出てしまいます。
美味しく召し上がって頂く為に、
鮪屋として、
その個体の良さを存分に引き出して。
ここからは、職人さんにバトンタッチ。
可愛がってあげてくださいね!